女代神社で開運祈願

幸福な一年の始まりに、女性守護の神社と知られる女代神社で初詣

女性守護の神社〈女代神社〉

円山川沿いの国道312号線を走ると、豊岡鞄団地付近に「女代神社」はあります。円山川と出石川がぶつかり合う(力と力がぶつかり合う)大いなる力を発する場にあると言われています。この「女代神社」は平安時代初期の日本書紀と同じ時期に作られた延喜式(えんぎしき)という国家の法制書に記載され1200年の歴史を誇ります。ご祭神は神様の中で最高位の一神である「髙皇産霊神」(タカミムスビカミ)をおまつりしています。神社名の「女」は、ものづくりの神様「タカミムスビ」が命を産む女性の姿と重ね合わせられ、女性の守り神としてとして崇敬されていたことなどが由来となっているとのこと。現在では、女性神として安産祈願、初宮参り、厄除け等で賑わいます。低地にありながら円山川の氾濫でも浸水等の被害がなく、田んぼの水の上にたたずむ社殿は浮島神社とも云われ、「沈まない、上昇する」という意味から商売繁盛の祈願でも有名で、多くの企業が参拝します。本殿の他に商売の神様の稲荷神社、学問の神様の天満宮、旅の安全を祈念する高良神社、運気上昇の火の神様の秋葉神社もあります。今年から再来年にかけてご鎮座1200年祭にむけ催しを計画中とのこと。今後の情報はSNS等でチェックするのがおすすめです。

神様の中で最高位の一神である「髙皇産霊神」(タカミムスビカミ)をおまつりしています

毎年6月に行われる夏越の大祓の神事「茅の輪くぐり」

式内社 女代(めしろ)神社

住所
兵庫県豊岡市九日市上町460
TEL
0796-22-3350

2023年1月1日発行